ジョージアの銀行口座は、日本にいながら作れるのか(2026年の実務)

公開日:2026年8月17日|GRENA GROUP LLC|トップページ › 記事

結論から

日本に住んだままでも、ジョージアの個人口座は作れることが多い。 ただし「必ず作れる」わけではありません。可否を決めるのは銀行の審査で、こちらが決めることはできません。

そのうえで、実際に見るべきポイントは4つだけです。

  1. 非居住者でも申し込めるのか
  2. 現地に行かずに済むのか
  3. 何を用意するのか
  4. どんな時に断られるのか

順番に見ていきます。

1. 非居住者でも申し込めるのか

ジョージアの主要銀行は、個人口座に「ジョージアに住んでいること」を条件にしていないのが一般的です。現地の納税者番号(TIN)も、現地の住所も、会社の登記も、基本の個人口座には必須ではありません。

主な銀行は Bank of Georgia(BOG)と TBC Bank の2行です。TBC Bank は公式サイトに非居住者向け・外国人向けの案内ページを持っています。

※ここは2025〜2026年時点の一般的な姿です。銀行の運用は変わりやすいので、申し込む時点で各行の公式ページを必ず確認してください。

2. 現地に行かずに済むのか

両行ともオンライン申込の枠を持っています。ただし国籍と口座の種類によって、リモートで完結できる手順は変わります。日本のパスポートをお持ちの方は、ビデオ通話での本人確認(ビデオKYC)や、公証+アポスティーユ付きの委任状(現地の提携法律事務所宛)を使う方法で、原則として現地に行かずに進められます。銀行が現地での手続きを求める場合は、事前にご案内します。

リモートで進めた場合、書類が揃ってからネットバンキングをフルに使えるようになるまでは、2週間〜が目安です(銀行審査の状況・個別事情により、それ以上かかることもあります)。

「1日で終わる」「即日開設」といった説明を見かけたら、いったん疑ってください。マネーロンダリング対策の強化で、ここ数年は審査に時間がかかる方向に動いています。

3. 何を用意するのか(個人口座の場合)

必要なものは、大きく4つです。

#用意するもの補足
1パスポート残存6ヶ月以上が目安。顔写真ページのコピーを提出し、原本は日本で保管
2銀行所定のKYCフォーム本人確認の申告書。銀行ごとに様式が違う
3資金源の証明他行の残高証明・取引明細など。ここが一番つまずく
4ジョージアのSIMSMS認証の受け取りに必要。ご自身で進める場合は現地SIMの入手が必要(当社サポートをご利用の場合は当社が手配し、費用はサービス料に含まれます)

意外に思われるのが、現地の住所証明や公共料金の請求書は原則として必須ではないという点です(銀行によっては求められることがあります)。

一方で、「そのお金はどこから来たのか」の説明(source of funds)は年々重視されています。 会社員なら源泉徴収票、個人事業主なら確定申告書の控えなど、収入の裏付けを英語で示せる状態にしておくと、審査がスムーズに進みやすくなります。

さらに、口座を何に使うのかを英語で数行にまとめておくと、審査での説明がスムーズになります。事業の内容と紐づけて書けるかどうかが分かれ目です。

4. どんな時に断られるのか

正直に書きます。次のケースは難しくなります。

逆に、日本・EU・イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリアなどの国籍は、申込みを受け付けてもらえるのが一般的です(開設の可否は各行の審査によります)。

つまずくのは「書類」であって「制度」ではない

ここまで読んでお気づきかもしれませんが、制度そのものは難しくありません。 難しいのは、

という実務の部分です。代表自身が2025年に、現地で口座開設と法人設立を実際に経験しています。

GRENAがやっていること

GRENA GROUP LLC は、ジョージアの法律事務所 TREX LEGAL と提携し、日本にお住まいの方の書類整備・翻訳の補助と、TREX LEGAL への取次を担当しています(現地での手続きは TREX LEGAL が行います)。

📎 具体的に何を、どう取ればいいかは 記事③:自分で用意する書類ぜんぶ(取り方つき) にまとめました。


大事なお断り


出典


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日本にお住まいの方の、ジョージアの銀行口座開設・法人設立に必要な書類の整備と、現地提携法律事務所への取次を行っています。
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本記事は一般的な情報の提供であり、税務・法律の助言ではありません。口座開設・登記の可否は各銀行・当局の審査によります。当社は銀行代理業(預金契約の締結の代理・媒介)を行いません。

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